=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 9人目 大場花菜
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
季節ごとにメンバーの私服グラビアをお届けしている短期集中連載、秋篇はいよいよ残り3人に。9人目の登場となる大場花菜は、毎回この企画のために念入りに服を選んでくれていて、今回は路線を変えたそう。6thシングル「ズルいよ ズルいね」の発売を前に、“秋”をテーマに話を聞きました。
秋の服は私の肌の色味に合うので
自分の季節が来た感じがします(笑)
――今回も衣装をいろいろ考えてくれたんですか?
「はい。ZARAのお店で、最初に赤いリボンを見つけたんですね。私、TIFのときに髪色をオレンジ系にしたら、日比谷(野音)の前に指原さんから『明るい子は染めてください』と一斉LINEが来て、『ヤバイ! 私だ』と思って赤紫にしたんですよ。それで赤いリボンがあったから、今回は赤系のかわいい服でいこうと決めて、このブラウスを買いました。今までの『私服でぽん!』はシンプルにきたので、今回はラブリーな感じで攻めました」。
――ありがとうございます。公式チャンネルに上がった花菜さんのドキュメンタリーには感動しました。「花菜さんって真摯な人なんだな」と改めて思いました。
「予告を観たときに自分で感動して、SHOWROOMで泣いてる映像が最初の場面に入っていて、めちゃめちゃ恥ずかしかったです(笑)」。
――小さい頃の泣いてる写真は自分で提供したんですか?
「現像してないフィルムが固まりであって、それをゴソッとスタッフさんに『お願いします』って渡しました(笑)。その中にあったみたいです。まさか生い立ちから聞かれるとは思わなかったんですけど」。
――花菜さん自身、AKB48の1期生のドキュメンタリーを観て、高橋みなみさん推しになったんですよね?
「そうです。だから、私の中のアイドル像にはAKB48さんの精神が入っていて、とにかく前向きにがむしゃらにやることは今も自分に染みついています」。
――ドキュメンタリー内でも語ってましたが、「頑張ればいつか報われる日が来る」と。
「はい。報われないときもあるし、むしろ報われないほうが多いけど、頑張り続けなければ意味がないし、続けていれば誰か見てくれる人がいると信じてます」。
――「ちょっとしたことができないと全部できてないと思う性格」は今も変わりませんか?
「変わってません。1個できないと全部ダメだと、自分をとことん追い詰めてしまいます。その分、できれば自信が持てるし、周りから認められた気持ちになります。ひとつの目標を突き詰めたほうが早く達成できると思いますけど、いろいろな目標があるからこそ、全部が中途半端にならないようにしたいんです」。
――今回は秋をテーマにお話をうかがってますが、花菜さんにとってはどんな季節ですか?
「私、秋の服がめちゃめちゃ似合うんですよ(笑)。秋色が肌の色味に合って、しっくり来ます。最近流行りのパーソナルカラー診断でも、イエローベースの秋の落ち着いた色が合っているので、私の季節ですね(笑)」。
――今年も良い秋物をゲットしたんですか?
「はい。私がいつも着ているREDYAZELというブランドの服が年中秋みたいな色味で、すごくかわいくて重宝します。リップをブラウン系とかこってりした色にするのも楽しいです」。
――スポーツの秋にはしないんですか?
「ストレッチはやってます。運動神経は普通くらい。運動音痴でもなく、すこぶる上手いわけでもなく。高校のときは周りに不真面目な子が多くて、長距離走だと、みんな歩いているんです。私は真面目に走っていたので、いつもトップでした。仲良い友だちも全然走ってくれなくて、歩いてるのを見るとイライラしちゃって、『花菜は行っていいよ』みたいな感じで、普通に走ったら1番になったので、速かったわけではないです」。
――球技大会とかも頑張ったんですか?
「球技はダメです。他のスポーツはそれなりにできても、球技は全然できなくて、バレーボールもバスケもめっちゃヘタです」。
――バスケでパスが来たら?
「『捕れなーい! やめてー!』みたいな(笑)、ただいるだけの人になってます」。
「はなはなはなはな!」と
コールされるのが憧れです
――花菜さんはやっぱり芸術の秋ですよね。
「確かに絵は描いてます。これが載るときには配布中ですけど、(山本)杏奈のSHOWROOMの2周年でアバターを描きました。杏奈に『花菜に描いてほしい』と言われて、ペンタブでちゃんとした人の絵を描いたのは初めてで、初心者として試行錯誤しながら頑張りました。もっと腕を上げていきたいと思います」。
――この連載の春篇で「ペンタブで描きたい」と話してましたが、今やペンタブ中心?
「ペンタブだと色塗りとか影やハイライトを付けるのが、めちゃめちゃ簡単できれいにできるから楽しいです。でも、きれいだからこそ、細かいところで『もうちょっとこうしたい』と納得いかない点が出てくるので、難しいというのもあります」。
――さっきの話の完璧主義的な性格が出るんでしょうね。描いていて、気づくと朝になったりもします?
「なっちゃいますね。描きながら、気づくと寝落ちしていることもあります(笑)」。
――宝塚にも相変わらず熱いようですね。
「観に行ってます。星組の紅ゆずるさんと綺咲愛里さんのトップコンビの退団公演をライブビューイングで観たんですけど、宝塚を好きになってからトップさんの退団は初めてで、どんな感じになるのかドキドキしました。今までの公演の曲とオマージュのショーになっていて、私は公演や映像をいろいろ観てきたので、流れてきた瞬間『この曲はあれだ』とわかったことが嬉しかったです」。
――とことん突き詰めるのが花菜さんらしいですね。
「私のファンの方にもともと宝塚を好きな方がいらっしゃって、私が好きと広言したら『えっ?』となって、握手会でお話できることが増えました。退団公演では最後の日にサヨナラショーというのがあって、星組の次期トップの礼真琴さんが『ガイズ&ドールズ』の演目で出演されたんですね。男役の方ですけど、そのショーではアデレイドちゃんという娘役をやられて、ステージに出てきた瞬間、嬉しすぎて『エーッ!?』と声を出しちゃいました。その礼さんのアドレイドちゃんのことは、私のファンの方に『見て』と教えてもらったんです。実際に見て、『あっ、かわいい』とときめきました(笑)」。
――では、秋に観光したいところはありますか?
「金沢に行きたいとずっと言ってますけど、行けそうにないですね(笑)。紅葉がきれいで、和風な街並みで、心が落ち着ける場所に行きたいです。近場だと川越。小江戸なので、行って写真を撮ったりしたいです」。
――忙しい毎日だけに、遊園地とかで騒ぐより……。
「ゆったりとしたところで、落ち着きたいです」。
――ハロウィンで盛り上がったりもせず?
「イベントとかない限り、何もしない気がします。街に出たりもしません。でも、仮装はできたらと思ってます。それこそ宝塚みたいな、ゴージャスなプリンセスのコスプレをしたいです」。
――「この秋にこれだけはやっておきたい」ということもないですか?
「成人式の写真を撮らないといけないんですよね。夏だと暑くて着物を着られないから秋がいいと、お母さんに言われてました。いとこのお父さんから振袖をもらっていて、紺だった気がします」。
――そんな中でイコラブの6thシングルが発売されますが、カップリングで誰かとデュエットしたいとかありますか?
「デュエットやユニットではないですけど、アイドルでよくあるメンバーの名前を入れた自己紹介ソングをやりたいです」。
――自分のパートでは、どう自己紹介したいですか?
「どういうのがいいんだろう? ずっと憧れているコールはあります。普通だと『超絶かわいい、はなちゃん!』とか多いじゃないですか。でも私は『はなはなはなはな、はなちゃーん!』というのをやってほしいんですよ。指原さんの『それでも好きだよ』でも『りのりのりのりの、りのちゃーん!』と言われているし、私の好きなノースリーブスさんの『純愛のクレッシェンド』にも『みなみなみなみな、みなみー!』というコールがあるので、それを私もやってほしいと願ってます」。
大場花菜(おおば・はな)
生年月日:2000年2月4日(19歳)
出身地:埼玉県
血液型:A型
大場花菜 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースのアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。6thシングル「ズルいよ ズルいね」が10月30日(水)に発売。レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中!
詳しくは=LOVE 公式HPへ
「ズルいよ ズルいね」
カップリングA(=LOVE)収録のType-A(CD+DVD)盤 ¥1,500(税抜)
カップリングB(=LOVE)収録のType-B(CD+DVD)盤 ¥1,500(税抜)
「君の音だったんだ」(≠ME)収録のType-C(CD+DVD)盤 ¥1,500(税抜)
通常盤(CDのみ)Type-D ¥1,000(税抜)
6thシングル「ズルいよ ズルいね」のMVはこちら!